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memorandum

自分用の備忘録

『MAMORUMIYANO LIVE TOUR 2015-16 ~GENERATING!~』マモライ感想レポ

 

11/23北海道公演から、1/31武道館のオーラスまで。マモ史上、最大規模のツアーだって聞いて、初めてマモライに来るお客さんも多いだろうこのツアーで、このセットリストであの演出。正直、初日、北海道で観たときは本当に驚いた。


何もない荒野に、鼓動の音とともに真っ白い衣装で降り立つマモ。「この大空と この大地に刻み込む 揺るがない証を」という『FRONTIER』 の歌詞と、『GENERATING!』=創造というツアータイトルをイメージしたんだろうなというオープニング映像。そこから抜け出したように同じ真っ白な衣装で、ホール公演では本当に音もなくスッとステージに現れた。

「AMAZING!」ツアーのイントロが、笑顔で登場を待つワクワクした期待感だったら、「GENERATING!」のイントロの期待感は、何が起きるんだろうって、思わずぎゅっと両手を握りしめたくなるような。あとから考えると、何かに初めて挑戦するときはそれが楽しいものだって分かっていても、必ずそこにはちょっぴり不安がある。マモの新しいものに挑戦するっていう想いに、観客の私も同調したのかなと。そう思うと、オープニングから今回の「GENERATING!」の世界観に巻き込まれたなあって。それも、マモの計算だったらちょっと怖いし悔しい。

アカペラで歌い上げて、バンドメンバーが、ダンサーたちが加わって。表情がどんどん笑顔になって、一曲目の『FRONTIA』で見せたい“今の宮野真守”を提示してくれたような気もした。

武道館ではドットイメージっていう球体が浮かぶライティングがすごく幻想的だった。ぐるっとマモを囲むように球体ライトが並んで、白から金色に流れるように色が変わったり、マモの周りを祝福してるみたいに浮かぶキラキラ。コルダだったら、あれがファータでしょ?って言いたくなるような(笑)

今までにないオープニングで私も緊張してたのかな。歌い終わってのマモの笑顔にホッと一息ついたかと思ったら、2曲目の『NEW ORDER』はアレンジバージョン。

これが本当に爽やか!ピアノの音が気持ちいい軽めのアレンジに、攻撃的だった振付も軽やかなステップに一新。武道館では花の形をした照明が白い衣装に一瞬映し出されたときがあって、すごくキレイだった。

一転してロックモードって感じの『Evolve』。360度のセンターステージだった武道館。イントロで場内に赤いレーザーライトが走って、次々と客席のペンライトが赤くなって。1日目はアリーナで、2日目はスタンド1階だったんだけど、贅沢を言えば2階からの景色も観たかったな。だーまえと、木原さんと背中合わせでガンガン煽ってたのが、すっごく楽しそうでカッコよかったなー。

オープニングから一曲ずつ曲調変えて、がっつり煽ったかと思えば、ここで『シャイン』!本当ね、踊らされてて悔しい!水色のベロアジャケット&白いパンツに衣装チェンジする間も、『Go for~』のフレーズで繋いで、もうテンションあがるしかないじゃん!って感じ。腹チラやキス顔は「キャー!」って言うまでがお約束だから、それを楽しまなくちゃ損(笑)。ぐるっとマモを囲んでの一体感、楽しかった!

そのあとは、挨拶MC挟んで、「僕を信じて、一線越えて」と曲振りしての『TRUST ME』。それにしても、「いいよ、僕のせいにしてあげる」ってすごい歌詞。赤いライトのなか、重心を下げて、身体全体を使いつつのダイナミックなダンスパフォーマンス。超絶エロい。

アルバム聞いたときは、これにこんなエロい振付が付くなんて思ってなくて、これも挑戦なのかな。こんなに挑発することに特化した振付、今まで無かったなーと思ったのは終わってからだけど。踊ってるときの表情も逃したくなくて、ガン見してた。双眼鏡、フル活用(笑)。

マモのダンスってそこまで技量があるわけじゃないのに、すごく魅力的というか見惚れてしまう。手足の長さを活かした、長身が映える振付なのも一因だと思うけど、世界観を演じる表現力の強さもあるんだろうなと個人的には思っていて。

今回、『亜人』の話をするときに、「キャラクターとして生きることを信条にしてる」って言ってた公演があったんだけど、楽曲をパフォーマンスするときも、そんな気持ちなのかなって。歌詞の主人公を演じてる感じ、パフォーマンスに物語があるのがマモのダンスだなあと思う。この『TRUST ME』も、『Naked Tango』も、『TRANSFORM』も。

あと、マモってああいう魅せるダンスのとき、ふいに俯いて笑うんだよね。毎回、そこにゾクゾクする。

とにかく『TRUST ME』で翻弄されまくって、次の『Magic (WEST LA REMIX)』でも妖しげに煽られて。新潟公演は、『TRUSTME』でのダンスが本当気合入ってて、腕を回すところも大きいし、ジャケットをはだけるのも勢いがよくて。ハイテンションっぷりがこっちにも伝わってくるようだったんだけど、そのあと『Magic』のイントロでだいぶ疲弊してたのが分かって、ちょっと面白かった。

『Naked Tango』は、白シャツに燕尾風で裾の長いベスト。すっと伸びた背筋とターンする度に翻る裾の動きがキレイで。これもアルバム聞いてたときはライブ演出が想像つかなかった楽曲だったから、こうきたか!みたいな。相手と一緒に踊っているような振付に、間奏はひとり彼女のダンスを見つめてる感じで、そのときの表情が本当に苦しそうで。帝劇のミュージカル、早く見たいなと思ったりした。

ここからアコースティックコーナー。『Be Mine』を、「切なすぎる曲作っちゃった」って紹介したのは北海道だったかな。で、いつも「なんか切なくなっちゃったから、面白い話でもしよっか!」って木原さんにトークを振る流れ。『Can’t Ever Let You Go』はイントロのピアノが印象的で。語りかけるように歌うから、アコースティックコーナーはペンライト振るの忘れて聞き入っちゃう。

コーナーラスト、『HOW CLOSE YOU ARE』。ホール公演もステージ床にLEDがあったんだけど、「夜空に願いこめて」のところでブワッて光が付いて。これ、武道館はどうなるんだろうって思ってたらドットイメージ使ってて、思い出すと今も鳥肌。

毎回コント映像だった幕間も、今回は“Intermission”なるサイレントムービー。「チャップリンがすごく好きでいつかやりたかった。役者魂というより芸人魂。撮影に2日かかって、編集にも立ちあって。パンツが落ちる音にもこだわったよね、木原さん!」って嬉しそうだったのも印象的。その映像ラスト、月に見入ると目が赤く変わって口元にはキバ…!初めて見たときは、これ次は『TRANSFORM』だって分かった瞬間、思わず変な声が出た。

ゴリゴリのEDM系だし、絶対ダンス曲だと思ってたけど、想像以上のカッコよさ。がっつり踊るくせに、サビは煽りだったり。遠吠えみたいなフェイクもカッコよかったなー。興奮のあまり、ミラーボール回ってたのに気づいたのは大阪公演。双眼鏡でマモのダンスばっかり追っちゃったから全体の演出含めて、早くDVDで観たい。

あと、ジッパー下ろし!身体作ってから結構見せたがりだなと思ってたけど、余裕あるから出来ることでもあるなあと。振り付けを踊ることに精一杯だったら無理だし、身体作ってなきゃあんなに堂々と!出来ないだろうし。

公演重ねるごとにジッパーの下げ幅が大きくなってたのも面白かった。武道館は目一杯下げてたし。ジッパー下げて!の手の動きは大阪からだったかな。「こんなペンライトの動き見たことないよ!」って困ってたのが嘘みたいに、ノリノリになってたし、次の振付レクチャーのときまでわざと開けっ放しにして「ハレンチな!」って言ったり。顔覆って恥ずかしがるのも、あざとい…けど、かわいい!

『Fight for love』の「ハート!ハート!」でハート作るのも、「マモは小さいバージョンでやりまーす」って、めっちゃ小さく振り付けするのもかわいくて。なんなの!?さっき狼男だったのに!って、ギャップに翻弄されるのもマモライならでは。あの色香と、この可愛さ…あざといなーと思いつつもハマるのが悔しい。

歌詞にあわせて振り返ってみたり、足踏みしたり、一緒にやる振り付け以外もキュートで。前回の振付曲だった『Marshmallow Love』は絶対かわいいって想像付いたけど、『Fight forlove』がこんなにかわいいなんて。本当、今回はことごとく予想外だなあ。

『カノン』に続けて『DON’T STOP』。この流れはアガるしかない、ホント。新潟は最前中央がスーツのおじさまでMCでも散々いじってたんだけど、さすがに2Aでは跪かなくて。ですよねーって思ってたら、『DON’T STOP』の途中でテンション上がったのか寝そべって歌ってて。あと、なんか変なステップ踏んでたのも新潟だった気が。年明け一発目だったからか、すごいテンション高かった印象。

『DON’T STOP』はコーレス前のシャウトも。武道館ではマモのメタルシャウト聞けるなんて!再び鳥肌(笑)。初日はこの曲でコーレスしたから、次が『J☆S』でちょっと戸惑った。でも、久々にコーレスのない『J☆S』も楽しかったし、何より言葉を伝えようって歌ってくれてるのが。

本編ラストの『ただ、そばにいて』。初日の北海道では、途中で泣いて歌えなくなっちゃって…。直前の『J☆S』まで笑顔で、いつも通りのマモライって感じだったから、ものすごい動揺した。でも、客席の歌声で持ち直して、最後まで歌いきってくれた。

ニュアンスだけど、「たくさんリハーサルを重ねても、楽しんでくれるかな。笑顔になってくれるかなって、ライブ直前になると怖くて不安になる。でも、みんなが『マモ!』『楽しかったよ』って笑顔で言ってくれる、この最後の瞬間があるから頑張れるんだって。その風景を歌にしました」というようなことを、毎回、『ただ、そばにいて』の前に話してくれてたんだけど、『GENERATING!』はたったひとり、アカペラで自分の歌だけから始まって、セットリストも演出も今までとは違って。ホッとしたのかなって…涙の理由、このあたりの想い、ラジスマとかで話してくれるといいな。

『FRONTIER』から『ただ、そばにいて』まで、すごく余韻を残すライブだったからマモコールするのが、いつも遅れちゃって。アンコールは『Kiss×Kiss』と『BREAK IT!』。北海道は、笑顔で出てきてくれて本当にホッとしたよー!『Kiss×Kiss』は、福島がクリスマスVer.でサンタ帽(FUMIくんはチキンだったけど)、新潟は新春Ver.で扇子持って歌舞伎風な歌い方して「戻せなくなった」って続けてて笑った!

武道館はダブルアンコールで「ひとりは寂しい」ってチームマモを呼びこんで、『NotAlone』。このツアーで『Not Alone』が最後に来るなんて!!

これが最前線って示したラインに一緒に並んでいこうって手を伸ばしてくれた。前を向いて闘う背中に付いていって、初の武道館、横浜アリーナ、他にもたくさん景色を見せてくれたけど…なんだろう、原点回帰?違うな。第2章?それ違うグループになっちゃう(笑)。

『AMAIZING!』は全編すごくショーアップされた内容で、ああ、この人は“宮野真守”っていうデフォルトイメージをしっかりと守って、これからもアーティストでいるんだろうなって思った。別にそれが嫌だとか、つまらないわけじゃなくて。それでも楽しませてくれるし、すっごく楽しかった。

でも、今回の『GENERATING!』は「ただ、そばにいて」前のMCもそうだけど、人間味があるって言ったらおかしいのかもしれないけど。これまで以上に自信を持ったからこそ、そういう部分も表だって見せてくれるようになったのかなと思って、その余韻が心地いいライブだったなと。

『Not Alone』最後、客電が付いた明るい場内にハート型の紙吹雪が舞って、その中央でマモが両腕を広げてぐるって見渡してた光景と、「帰りたくないよー」って暗幕から顔覗かせてたのが忘れられない。

ファンだから多かれ少なかれ、自分の理想や希望を押し付けてしまうことも分かってるし、これはただの観客からの感想。ツアーを終わった今だからこそ話せること、ロングインタビューとかで聞きたいなー。今回の「GENERATING!」、マモからの感想も聞きたい。