memorandum

自分用の備忘録

MAMORU MIYANO LIVE in TAIWAN ~REMIXING!~ 感想その1

現地2日間。忘れないうちにマモライ台湾感想レポ!

 

いろんなライブやイベントに行くなかで、何年かに一度、本当に“特別”と感じる日がある。ステージのパフォーマンスが場内の熱気にあおられて速度を増す。ステージと会話するみたいに、双方向の想いがぶつかって溢れる多幸感。今回の台湾ライブは、まさにその“特別”な公演だったと思う。

 

もともとマモのライブは完成度が高いのに、それがさらに加速する瞬間が何度もあって。BLACK OR WHITEとか本当、見てるこっちの顔が赤くなるくらい(笑)。胸元をぐわっと開ける振付、ぐわっと感がハンパなくて、もうわざと!って分かるくらいだったし。

 

これが海外勢の力か!と、ちょっと悔しくもあった。日本から追いかけていくことに葛藤がなかったわけじゃないけど、たぶん批判もあるはずだし。だからその分いつも以上に声を届けたくて、いつも以上に盛り上がったつもり。特別な2日間。本当に本当に本当に!楽しくて幸せだった。

 

台湾公演REMIXING!、ベースはMIXING!と一緒。MIXING!で珍しいなと思ったのは『STY Non Stop Remix』と『Identity』。定番楽曲以外、しかもその公演を象徴するような楽曲を同じパフォーマンスで披露するっていうのは、マモライではあんまり無かったのになって思っていたんだけど、この台湾公演でやっとその意図が読み取れたというか、ぼんやり思っていたことが実感できた。

 

これまで実際にマモライを観たことがない、LIVE DVDを繰り返し観てくれた台湾のファンの子たちに向けてのパートだったんだなって。もちろん、「色とりどりの宮野真守の世界をお見せしましょう」っていうMIXING!のテーマにも、しっくりくるし。『Identity』、イントロ流れたときの歓声、本当にすごかった。その声にうつむいたままふわっと笑って、気合入れるみたいにふーってほっぺ膨らませて、息を吐いて。踊りだした瞬間を思い出すと鳥肌。

 

あとはやっぱり2日目、Wアンコールの『THANK YOU』。たくさんありがとうを伝えて、みんなの声に応えられるようにいい作品を届けるよって言ってくれたあとに、ダンサーを呼び込んで最後にもう一曲…って自分で言っておきながら、これ歌ったら終わっちゃうんよね、終わりたくないなーって。困ったように笑って、いつもの感じでふざけてしゃがんで駄々こね始めたんだけど、その「やだー!終わりたくないー」は本当に可愛かったし、会場からのマモコールで徐々に立ち上がったのも面白かったのに。

 

そのあと、歌い始めたまもにあわせて会場が大合唱になって、「これまずい、ヤバい」って言いながら目頭抑えて天を仰いで。思ったことがこぼれるように「もうやだ、歌えない」って何度も何度も歌えなくなってついに手で顔覆ってしゃがみこんじゃった。もう涙腺崩壊。こっちも泣かないように頑張って笑顔で歌ったけど、ステージ端から端までありがとうって改めて言っていく間にも、泣き笑いのみんなを見てまた「あー、だめだ」って手で顔覆って立ち止まって。

 

これまでもステージで涙を見せることが無かったわけじゃないし、それこそ1日目の「J☆S」でも日本語での合唱に涙してたし。(「J☆S」は「その笑顔に救われる人が ここにいること」の歌詞の「ここ」で自分を指差してたのも印象的だったなー)

 

でも、いつも結構すぐに気持ち立て直していつものステージに戻るのに。冨田さんのツイにあった感情をあらわにっていうのは、こういうところかなとも思ったり。あの空間を言葉にするのって難しい。でも、ハイテンションに盛り上がって終わった横アリのオーラスも楽しかったけど、あったかい余韻の残るライブ。楽しかった以外出てこない。

 

まだまだ思い出で残したいことがいっぱいなのに、なんて書いたらいいのか分からない。とりあえず思ったことを書き散らしておこう。